今、死刑をめぐる状況を問う-永山則夫裁判の視点から-

2011-06-25 14:00
2011-06-25 16:00
 

厳罰化の進む日本。死刑判決は増え続け、性犯罪者にGPS装置携帯を義務づける動きすらあります。私たちは罪を犯した人を徹底的に排除することで、どんな社会をつくろうとしているのでしょうか。

永山則夫氏は1968年、連続射殺事件を起こして69年に逮捕され、97年に死刑を執行されました。貧しい家庭に生まれた永山氏は、罪を犯してしまった自らの生について獄中で問い続け、その獄中ノートからは『無知の涙』『木橋』をはじめ、多くの文学作品が生まれました。今回のセミナーでは、永山則夫裁判を支援し、永山氏と向き合い続けた武田和夫さんに、永山裁判が死刑をめぐって問いかける、現代社会の問題についてお話いただきます。

[講師 武田 和夫] 1948年、兵庫県に生まれる。東京大学法学部中退。山谷労働者の解放運動を経て、1977年より1982年まで永山則夫裁判を支援。以降死刑廃止運動、地域運動などにかかわり、現在に至る。著書『死者はまた闘う―永山則夫裁判の真相と死刑制度』(明石書店、2007年)

■日時:2011年6月25日(土)午後2-4時

■場所:イエズス会岐部ホール4階404号室
●東京都千代田区麹町6-5-1
●JR四ッ谷駅麹町口・徒歩2分
●カトリック麹町(聖イグナチオ)教会隣(イエズス会日本管区本部ビル)

■会費:無料(会場カンパあり)

■申し込み・問い合わせ「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク事務局/柴田
〒102-0083東京都千代田区麹町6-5-1岐部ホール4階イエズス会社会司牧センター
電話03-5215-1844 FAX.03-5215-1845
e-mail:pyopyo@m78.com
http://www.kiwi-us.com/~selasj/inochi/index.html