「死刑の判断~あなたが裁判員に選ばれたら~」が満員盛況、関心の高さ示す

 
日付:  土曜日, 2009-02-07
 
 2月7日(土)、東京飯田橋の東京ボランティア・市民活動センターで、「ボランタリー・フォーラム  Tokyo 2009」の一企画として「死刑の判断~あなたが裁判員に選ばれたら」が「死刑に異議あり!」キャンペーンの主催で開かれました。
 定員40名のところに50名の参加者がつめかけ、出演者・スタッフを入れて64名の超満員という盛況でした。
 第1部は電脳文化桃さんの講談「真説・桃太郎」(芥川龍之介原作)と田辺凌鶴さんの新作講談「死刑と裁判員制度」。凌鶴さんの新作講談は昨年10月の反貧困の屋外イベントで発表されたものを、さらにブラッシュアップさせた作品で、翌日8日の朝日新聞東京版でもこの日の熱演が写真入りで紹介されました。
2009年2月7日東京ボランタリー・フォーラム田辺凌鶴さんの熱演 第2部では凌鶴さんの講談を材料に、参加者が6グループに分かれて「死刑と裁判員制度」をテーマにグループ・ディスカッションを行いました。
 講談が終わったら人数が減るのではと心配もしましたが、ほとんど全員がグループ・ディスカッションに参加され、最後の質疑応答も時間が足りなくなるほど発言が相次ぎました。
 後で聞いたところでは、会議室での企画の中では私たちの「死刑の判断」が参加者数でトップだったそうです。「死刑と裁判員制度」への関心の高さを改めて実感しました。