ニュースの月別アーカイブ
死刑廃止世界大会が開かれる
2010年2月22日~28日の日程でジュネーブ(スイス)にて第4回死刑廃止世界大会が開催されました。同大会は3年に1度のペースで開催され、今回の第4回大会には100カ国以上の国・地域から1900人を超える人が参加しました。参加者は死刑廃止運動に関わる市民運動、宗教者、死刑廃止を推進する各国政府、国際機関、研究者などが参加しました。
韓国の憲法裁判所が死刑合憲判決(5対4の僅差)
韓国の憲法裁判所は、2月25日、死刑を合憲とする判決を行った。評決は5対4で、1996年の判決(7対2)よりも僅差だった。
詳細は以下の記事(英文)
アムネスティ・インターナショナルの声明
「あなたは死刑判決を出せますか?」 アムネスティ日本が街頭アンケート
2010年2月20日(土)の午後1時~4時、アムネスティー・インターナショナル日本の死刑廃止チームが渋谷駅モヤイ像 前にて「裁判員に選ばれたら、あなたは死刑判決を出せますか?」 というテーマで、街頭アンケートを行ないました。結果は、
- 「出せる」 110人(45.8%)
- 「出せない」 97人(40.4%)
- 「わからない」 33人(13.7%)
となりました。
アムネスティ日本支部が死刑に関する情報公開と公的議論を求める声明
アムネスティ・インターナショナル日本は、2月6日に発表された死刑制度に関する内閣府の世論調査に関連して、「世論調査の結果にかかわらず、死刑の廃止を前向きに検討し、必要に応じて、国民に対し死刑廃止が望ましいことを知らせるべきである」との国際自由権規約委員会の2008年の勧告を引用し、「日本政府に対し、今回の世論調査の結果のみに左右されることなく、死刑の執行を公式に停止し、死刑廃止を視野に入れた公的な議論
内閣府が「死刑制度に対する意識」の世論調査を公表、存置派が増加?
2月6日、内閣府は「死刑制度に対する意識」の世論調査(2009年11月26日~12月6日)の結果を公表しました。これによると、「どんな場合でも死刑は廃止すべきである」と答えた者の割合が5.7%、「場合によっては死刑もやむを得ない」と答えた者の割合が85.6%となり、前回(2004年12月)より「死刑存置派」が増えた(81.4%->85.6%)としています。
しかし、この調査の設問は、以下のようなものです。
