ニュースの月別アーカイブ
アムネスティが2009年の世界死刑状況報告書を発表
アムネスティ・インターナショナルは、3月30日、2009年の世界の死刑に関する調査結果を発表しました。報告書では各国の死刑判決と死刑執行の統計を掲載するとともに、これらの統計を公表しない中国政府を非難しています。
2009年の死刑執行国は、18カ国にまで減少して15年前から半減となり、世界はさらに死刑のない社会へと前進しました。日本は、2008年に引き続き、2年連続、執行数で世界第10位でした。
中国政府が日本人死刑確定者4人うち1名の死刑執行を通告
中国政府は、麻薬密輸罪で死刑判決が確定した赤野光信死刑囚(65歳)について死刑を執行すると日本政府に通告した。4月5日にも死刑が執行される予定であるという。現在、中国で死刑判決が確定している日本人は4人おり、罪名はいずれも麻薬密輸罪である。
日本人の死刑執行は1972年の国交正常化以降一度もなく、1950年に毛沢東暗殺を企てたとして日本人1名が死刑執行されて以来となるという。
「三崎事件」死後再審請求審でDNA型鑑定を実施へ
神奈川県三浦市で1971年、船舶食料販売会社の社長一家3人が刺殺された「三崎事件」で、死刑が確定し東京拘置所に収容中の2009年9月に死亡した荒井政男元死刑囚(当時82歳)の再審請求で、横浜地裁横須賀支部(忠鉢孝史裁判長)は、元死刑囚が持っていた大工道具袋に付いていた被害者のものとされる血液のDNA鑑定を行うことを3月16日付で決定した。
台湾死刑廃止連盟2010年3月12日付プレス・リリース(日本語訳)
台湾死刑廃止連盟が年3月12日付でプレス・リリースを発表
(日本語訳)
死刑廃止のために立ち上がろう
台湾死刑廃止連盟、2010年3月12日
